夏休みの課題の読書感想文が簡単に書ける方法【低学年編】

宿題

小学生の低学年から中学年の子供たちが、読書感想文を書き上げるってことは、けっこう大変な課題だと僕は思います。800文字。240字詰原稿用紙で約3枚半。
もし一人で書き上げることが出来るのなら、その子供は、本当に幼少の頃から読書に親しんでいる子供か、または神童ではないかと思います。

それくらい難しいと思うんですがどうでしょうか。

そこで今回は小学校低学年から中学年の子供たちに簡単に読書感想文を書かせることができる方法を説明します。

1.小学校の低学年から中学年までは親が手伝ってあげましょう

 なぜ子供の夏休み宿題である読書感想文を親が手伝うの?と思われる方もいるかもしれませんが、では子供に勉強を教えない親がいますか?
おそらくそんな親はいないでしょう。
低学年にとっては読書感想文は、文字に親しみ言葉を学び、そしてそれを文章に作り上げていく過程を学ぶ、勉強の一つなんです。
勉強なら親が教えてもいいじゃないですか。というか教えるべきなんです。

小学校低学年の子供に読書感想文を書かせるときには、子供任せにしてはいけません。
低学年生は読書に馴染んでいない子供達も少なくなく、文字を追いかけて本を読むことは出来ても、読んだ本の内容についての感想を文章にしたりすることは、まだ難しい時期です。夏休みなので、学校の授業のときのように先生が指導してくれるわけでもありません。

なので、小学校低学年の時期は読書感想文だけではありませんが、文章を書くこと全般に対して、親が手伝ってあげることが大切です。

低学年の時期にしっかりと手伝ってあげていれば、高学年になる頃には、文章のコツをつかむことができ、それ以降は子供たちが自分自身で文章を綴ったり、もちろん読書感想文も一人で書くことができるようになるでしょう。

ここでしっかりと手伝ってあげることで、親も子供たちもあとあと楽になってくるわけです。

 

(1)どうやって手伝って、読書感想文を書かせるのか

それは、

誘導尋問です。

誘導尋問というと語弊がありますが、低学年生はまだ表現する言葉をあまり持っていません。
なので親の方から言葉を誘導してあげる必要があります。
だからといって親が同じ本を読む必要はありません。読んだ感想を子供から誘導して引き出しながらそれを文章にして書いてもらうわけです。

小さい子供に読み聞かせをするような感じですね。
読み聞かせの時って、一文一文読みながら子供らに問いかけたりしながらするでしょ?
あの要領に近い感じです。

 

(2)気に入った登場人物についての感想を引き出す

幾つか引き出し方はありますが、今回は読書感想文の図書として、物語や小説のような本を選んだ場合について説明します。読んだ本の中で子供たちが気に入った登場人物を選んでもらってその人物についての感想を引き出す方法です。

主人公を選ぶ子供もいれば、主人公以外の脇役的な登場人物を気に入る子供もいるでしょう。
読んだ本に出てくる人物なら誰でも構いません。

登場人物を選んだら、その人物のどこが気に入ったのか、その人物は面白い人なのか、楽しい人なのか、怖い人なのか、こどもから聞き出します。
気に入った人物を子供が怖い人と答えたのなら、その人物のどんなところを怖いと思ったのか、どんな行動を怖いと思ったのか、順次質問して、子供の中にあるその登場人物についての感想を広げていきます。

その時にメモ書きをしながら聞き取っていくといいでしょう。

 ・例えば気に入った登場人物を怖いと感じた場合

気に入った登場人物がいる。

怖い人だと思った。

力が強くて、周りの人も怖がっているから。

怖いけどみんなを助けるから、気に入った。

本当は優しい人だと思う。

こんな感じでメモ書きを支えながら子供の登場人物に対する感想を引き出していくと、ほら、メモ書きを繋ぐことで、感想文が出来上がってきます。

(3)登場人物と子供自身を比べさせる

気に入った登場人物のことが感想として引き出せたら、今度はその登場人物と子供を比べさせてみます。
自分とその人物との性格の違い。
登場人物が気に入ったということは、何か憧れのようなものをもったり、自分にないものをその人物が持っていたに違いません。
そんな子供の感想をや感動を引きでしていくように誘導尋問して引き出していくわけです。

 ・例えば登場人物のような勇気が欲しいと感じた場合

みんなを助けることができる。

自分なら怖いからそんなことは出来ない。

自分もその人物のような勇気を持てるようになりたい。

悪いことは悪いと言えるようになりたい。

あまりにも理想的過ぎて現実離れしているようですが、感想文を書くだけで子供の気持ちの成長も引き出せたりします。でもこんなふうに、感想を引き出してメモ書きさせるだけで、簡単に読書感想文を作り上げていくことが出来るんです。

2.まとめ

どうでしょうか。
読書感想文は、読んだ本の全ての部分の感想を書くことは、ありません。
気に入った登場人物などにポイントを絞り、その部分だけを抽出した感想を書くことが、簡単に書く方法の一つになります。

感想を書く対象部分をピンポイントで抽出して、誘導尋問しながら子供の感想を引き出し、そして箇条書きのメモにしておく。
そうすることで、低学年生でも簡単に読書感想文を書き上げることができます。

忙しくてそんな時間はないという親御さんもいるでしょうが、それほど時間が掛かるものではありません。1時間もあればメモ書きが完成してしまいますから、あとはそのメモ書きを子供と一緒にまとめてあげるだけです。

夏休みにせっかく子供が1冊の本を時間を掛けて読んだわけですから、親としてせめて1時間くらいは読書感想文の手伝いをしてあげてもいいのではないでしょうか。

前述しましたが、小学校低学年のときにしっかりと文章の書き方や感想文の書き方を手伝ってあげておいてください。そのコツさえつかめれば、高学年以降は一人でも読書感想文を簡単に書けるようになりますから。

是非読書感想文に親子で取り組んでみて下さい。

 

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