タイヤ交換は自分で簡単にできる ースタッドレスタイヤの交換手順ー

おやじの仕事

朝晩めっきり冷え込んで、本格的な冬の到来。
そろそろ車のタイヤをノーマルからスタッドレスタイヤへの交換を考える時期になります。

雪が降ってからの交換では遅すぎます。
安全快適なドライブを楽しまるよう雪が降り始める前にタイヤの交換を済ませておきましょう。

 

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タイヤ交換は意外にお金が掛かる。

みなさんはタイヤ交換はどこでやっていますか?
僕はスタッドレスタイヤを使うようになってから、ずっと自分で交換しています。

タイヤ交換の料金って、店舗によって差がありますが、概ね1台で4,000円~6,000円くらいだと聞いています(店舗でしてもらったことがないので、実際の金額はわかりませんが)
ノーマルとスタッドレスと年に2回履き替えるので、1台につき8,000円~12,000円の料金がかかりますね。1台くらいならいいのですが、台数が多くなればそれだけ料金もかかります。

僕の家は子ども達も車を保有しているので、店舗で交換をしてもらうと意外にお金が掛かっちゃいます。
自分でやっちゃうと、例えば1台4,000円(タイヤ1本1,000円と仮定して)なら、
4,000円×2回×3台=24,000円ですから、10年間で240,000円得したことになっちゃいます。

 

タイヤ交換は一人でも簡単にできちゃいます。

面倒くさいとか、手間が掛かるとか思っちゃいますが、タイヤ交換は工具と手順を覚えれば、自分でも意外に簡単にできちゃいます。
慣れてくると、軽自動車なら30分~40分もあれば、1台4本のタイヤ交換を一人でも済ませることができるようになりますよ。

タイヤ交換のときに必要な工具

タイヤ交換に必要な工具は、
1.輪止め
2.ジャッキ
3.レンチ、トルクレンチ
この3つだけです。

ジャッキとレンチは車に装備されているものを使うとわざわざ購入する必要もありません。
ただ最近の車には、予備のタイヤが付いていないので、タイヤ交換用の工具がオプションになっている場合も少なくありません。
車に装備されていない場合は、購入する必要があります。

輪止めは安全作業のために用意しましょう(僕は使ってませんけど)

タイヤ交換の手順

車を安全な場所に停めます。必ずサイドブレーキを掛けておきましょう。

車は出来るだけ平坦な場所に停めて下さい。傾斜がある場所では、、ジャッキで車体を持ち上げるときに、車が動いて事故になってしまうことがあります。
またコンクリートやアスファルトのような舗装された場所がタイヤ交換には適しています。
サイドブレーキは必ず掛けておきましょう。

交換するタイヤの対角線上のタイヤに輪止めを設置する。

輪止めはタイヤ交換するタイヤの対角線上のタイヤに設置します。例えば右の前輪をタイヤ交換する場合には、左の後輪側に設置します。
車体をジャッキアップしてタイヤ交換しているときに、車が動いてしまっても、輪止めで支えてくれます。
安全のため輪止めを設置してタイヤ交換を行ってください。

 

ホイールナットを緩める。

車に付属されているホイールレンチを使いホイールナットを緩めます
完全に取り外してしまわず、緩めるだけにして下さい。

付属のものがない場合は、下記のようなレンチを用意すると便利です。

レンチの取り外しをもっと楽にした相場合は、インパクトレンチを使うと簡単に作業ができます。
僕はインパクトドライバーの先端をレンチに交換して使ってますが、手動でやるよりもずっと楽になりました。

 

ジャッキで車体を持ち上げ、ホイールナットを外す。

ホイールナットを緩めたら、ジャッキを使って車体を持ち上げます。
ジャッキは、車に付属されているものでも構いませんが、最近の車には付属されてないものも多いみたいです。

車に付属されてなくて、新しく購入する場合は、油圧ジャッキの購入をお勧めします。
油圧ジャッキだと女性でも簡単に車体をジャッキアップできますよ。

僕は2トン油圧ジャッキでタイヤ交換をやっています。
2トンで十分ですが、3トンであれば、ほとんどの自家用車に使えると思います。

ジャッキアップするときに気を付けないといけないのは、必ず車体の側面にあるジャッキアップポイントにジャッキを設置することです。他の位置でジャッキアップすると、車体を傷つけたり、車体のゆがみの原因になる場合があります。

ジャッキアップは、タイヤが地面から少し浮くくらいまで持ち上げて下さい。
タイヤが浮くところまでジャッキアップ出来たら、ホイールナットをレンチを使って取り外します。

 

タイヤを取り外し、スタッドレスタイヤを取り付ける。

ホイールナットが外れたら、そのままタイヤも取り外し、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの入れ替えをします
スタッドレスタイヤを取り付けたら、ホールナットを締めて、スタッドレスタイヤを固定します。
ホイールナットを締める場合は、対角線上の順番で軽く仮締めしながら締めていきます。
ホイールナットの軸は4本、或いは5本あります。一方を締めすぎると、タイヤがズレて取り付けられてしまうので、対角線上に仮締めを繰り返しながら締めていきます。

 

ジャッキを下ろしてホイールナットを本締めする。

ホイールナットを仮締めしてタイヤが固定されたら、ジャッキを下ろし、ホイールナットを本締めします。仮締めと同様に対角線上の順番で何度かに分けて締めていきます。

 

トルクレンチで締め直しをして、車に適正なトルクに調整する。

最後に車体に固定されたタイヤのトルクを確認します。トルクというのは、ナットを締める強度のことです。タイヤには規定のトルクがあります。規定より弱い締め方だと、走行しているうちにタイヤが緩み脱輪の原因になりますし、強く締めすぎてしまうとホイールナットの軸を折ってしまいナットが切れてしまいます。
適正なトルクに調節しましょう。

規定のトルク値
・軽自動車  70~90N・m(7~9kgf・m)
・普通自動車 90~110N・m(9~11kgf・m)
車種や車両によって異なるため取扱説明書で確認してください。

トルクの確認にはトルクレンチを使います。
トルクレンチがない場合は、ガソリンスタンドや専門店等で測定、確認してもらってください。

 

まとめ

雪のシーズンは、安全なドライブのためスタッドレスタイヤへのタイヤ交換は、欠かせない作業です。
工具を用意すれば、作業も簡単にできるようになるし、作業時間もそれほどかかることもないでしょう。

手間暇を考え、ガソリンスタンドや専門店にお任せするのも悪くはありませんが、自分の愛車のタイヤを自分で交換するのも楽しいものですよ。

 

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