コンビニおでんが消える日 ーやっぱ冬はおでんで一杯ー

おやじの仕事

実は僕の地元はおでんを食べる習慣がない。
そんなところだったから、家庭でもおでんを作って食べるなんてこともなかった。
たぶん飲み屋に行けばメニューにはあったのかも知れないけれど、誰もおでんを注文することもないし、もちろん僕も注文したこともない。

地元にいた僕はおでんを食べた記憶がなかった。

そんな状況だったから、僕が生れてはじめておでんを口にしたのは30歳の半ば過ぎだった。
30歳半ばの初体験。

それから若干はまっちゃいました。
いつしか、冬の寒い日の夜は、おでんをつまみに酒を飲むようになってました。

 

「コンビニおでん」は今や冬の風物詩。

そんな「コンビニおでん」が消えていく現状。

最近近所のコンビニのカウンターから、冬の風物詩とも言えるおでんが消えていることに気付いた。
どうやら、おでんの販売を中止するコンビニが増えているようだ。

僕は基本的におでんは家で作ってしまうので、コンビニのおでんが消えてしまっても、それほどショックはないのだけれど、きっとコンビニおでん好きのおでニストの皆さんとっては、非常に悲しい出来事に違いない。

コンビニおでんが消え去る理由は、

店舗でおでんを販売するにはかなり手間が掛かり、また具材の廃棄による食品ロスのから経営的にも厳しいという現状があるようだ。

確かに、手間はかかってしまうだろう。
はんぺんは小まめに汁をかけないといけないし、ちくわは裏返したり、汁が減ってきたら汁を足し増ししなければならない。

考えてみると、レジの横に当たり前のように置いてあるコンビニおでんであるが、それを維持するのはかなりの手間が掛かる。
具材によっては、長い時間汁に浸かっていると型崩れするものもあるだろうし、長持ちしない具材は一定時間を過ぎると処分しなければならないものもあるだろう。
これじゃあ多くの食品ロスを抱えてします。

話しによると、1日に100個くらいのおでんが売れないと利益がでないとも聞く。
コンビニの人手不足も問題視されている昨今、コンビニおでんの維持は難しくなってきているのかも知れません。

 

冬の定番メニューおでんの歴史。

おでん」ってどのようにして生まれてきたのでしょうか?

おでんの名前の由来は、拍子木に切った豆腐に竹串を刺して焼いた食べ物「田楽」です。
語源はこの「田楽」を宮中などに仕える女官が使用した女房言葉で、田楽に「お」を付けて丁寧な言い回しにして、「楽」を省略して「おでん」となったと言われています。

室町時代にこの田楽に辛みそを付けた田楽豆腐が広まりました。この田楽豆腐が江戸時代に入ると、熱燗とおでんを一緒に食べるスタイルが出来上がり、一気に広まっていき、おでんは庶民の食事としてのファーストフード的な存在に変化していきます。
更に具材も豆腐だけでなく、こんにゃくや里芋など、庶民が気軽に食べられる料理となります。

江戸時代の後期に差し掛かると、醤油づくりが盛んになり、一度焼いてから味噌をつけるという手間の掛かる作り方より、豆腐を直接醤油で煮込む調理法のおでんが流行り出しました。

明治時代には汁気の多い今のおでんと同じようなおでんが出来上がり、大正時代に関西に広がり、そして全行的に広まったと言われています。
関西に広がったおでんですが、当初は田楽と区別するため「関東煮(かんとだき)」と呼ばれていました。田楽も関東煮も同じおでんを指していますが、関西に広まったおでんは独自の味付けや具材になって広まったようです。

 

おでんは意外とヘルシーな食べ物。

おでんは栄養満点の食べ物。

おでんは、出汁を作る具材、出汁がしみ込む具材、更に薬味や味付けなど、多くの栄養素で満たされた食べ物なのです。
出汁は昆布などの旨味成分、海藻類や魚介、鶏肉など使われています。
昆布にはグルタミン酸、魚からはイノシン酸、貝類からはコハク酸が含まれ、また魚介類やはんぺんなどにタンパク質が多く、脂質は少ないですし、旨味成分を含んで絶妙な味を作り出す豆腐類や野菜には、カルシュウムが含まれ、がんもや大根には食物繊維、たまごにはビタミンCも含まれます。

大根

余分な塩分の排泄を促すカリウムや食物繊維、カリウムを含みます。

こんにゃく

便秘を予防する不溶性食物繊維、骨の基となるカルシウムや肌を構成する成分のセラミドを含みます。

昆布

血糖値の上昇を抑えコレステロールの排出を促す水溶性食物繊維や、余分な塩分の排泄を促すカリウムを含みます。

ちくわ

高タンパクで低脂肪、体内の栄養素を円滑にするビタミン群を含みます。

たまご

ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を含む、完全栄養素です。

がんも

大豆を加工した食材なので、タンパク質や食物繊維、カルシウムや鉄などのミネラルを含みます。

はんぺん

白身魚に山芋と卵白で作られてます。高タンパク低脂肪。消化に良い食材なのです。

 

おでんは日本的ファーストフード。

やっぱり冬はおでんでしょ。

僕が初めておでんを口にしたのは30歳の半ば。
それまでは、アニメのサザエさんで、波平さんやマスオさんが仕事帰りに屋台に立ち寄り、一杯引っ掛けながら食べるシーンでしか認知していなかった。

でもね、自分で作ると意外に好みの味で作れるし、煮込むだけなので作るのにそれほど手間もかからない。僕の料理のレパートリーの中では意外に簡単な料理の一つ。

寒い夜におでんで一杯。

 

やっぱ、冬のよるはおでんに限るよ。

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