読書感想遺文を簡単に書くために選ぶ本
読書感想文を書くときの一番時間がかかってしまうのは本を選ぶことなんですよね。
なので、本さえ選んでしまえば読書感想文はもう半分以上終わったようなものです。
通常の授業のときの読書簡素文と違い、夏休みの宿題で出される読書感想文の場合は、本の指定がないため、本を選ぶ段階で足止めを食らってしまいがち。
本を選ばなきゃいけないことが、読書感想文を難解な宿題だと勘違いさせている要因だったりするのです。
そこで、読書感想文を簡単に書くために読む本について選択のポイントをご説明します。
これはあくまでも、夏休みの宿題である読書感想文を簡単に終わらせるための方法としての本の選び方なので、実際にこの方法が使えるかどうかは、夏休み前に学校から渡される夏休みのしおり等でご確認ください。
学校によっては、読む本を指定している場合もあります。
学校側から読む本を指定されていると言ことは、事前に選ぶ手間が省いてくれているので非常に親切な学校だと思いがちですが、指定された本を図書館で探さなくてはいけなかったり、なければ新しく購入しなければならなかったりするので、実際には非常に迷惑をこうむったりします。
また読書感想文については、しっかりと取り組むことが大切です。
簡単に終わらせることは大事ですが、適当に済ませてしまうことがないようにご注意ください。
簡単に読める本
難しい本を選ぶのは厳禁です。
難解な本は、その本を読むことだけでいっぱいいっぱいになってしまい、感想どころではなくなってしまいますよね。
読書感想文で本を選ぶときには、できるだけ簡単に読める本を選びます。
簡単に読めるというのは、ただその本を読むことができるということではなく、読んだ本の内容を理解できるということです。
本の内容の理解できないと、肝心の感想文を書くのに手間取ってしまいます。
一通り読んだくらいで本の内容が読み取れ、それが理解できるくらいの簡単に読める本を選びます。
学校からは各学年にごとに推薦図書や推奨図書の紹介等がありますが、それはあくまでもその学年に適している標準的なものです。
本当に推薦、推奨できる本というのは標準的なものではなく個人的なものでなくてはいけません。
その本を簡単に読み込むことができるかどうかは個人差があります。
子供たち個人個人の読解能力にあっている本が読書感想文に適した本になります。
何年生だからとか、何歳だからとか、学校推薦や学年推薦だからとか、そういう選び方ではなく、その子供が簡単に理解できそうな本はどんな本なのかという目線で判断して下さい。
個人的な意見としては、1学年下の学年の推薦図書が、簡単に読める本としてお勧めできると思います。
下の学年の本なんてみっともないという変な考えは捨てて、簡単に読める、簡単に理解できるという視点で本を選びましょう。
読みやすい本
読みやすい本いわれても選択に間りますね。
これも読む子供によって個人差がありますが、視覚的な読みやすさで選ぶことを意味します。
ぱっと見て、読みやすそうな本ってありますよね。
文字の大きさや、文字間、行間の撮り方、挿し絵のあるなし、本の内容より読みやすさで本を選んでみて下さい。
読書感想文は読んだ本の良し悪しではなく、感想文の良し悪しで優劣が決まるものです。
たとえつまらない本だとしても、素晴らしい感想文を書けばいいのです。
つまらない本であれば、つまらないという感想も生まれ、逆に感想文が書きやすくもなります。
視覚的に読みやすい本は、読書感想文に適しているのです。
長くない本
あまり長い本は読み疲れてしまいます。
短い本は、途中で飽きることなく最後まで一気に読み終えてしまえます。
読書感想文の本は最低でも一日で読み終えられる本が適しています。
数日掛けて読破するような長い物語や途中で飽きてしまって中断を繰り返すような本は、読書感想文の本には適してはいません。
読みやすく数時間で読み終えるような本を選んでください。
個人的には1時間から長くても2時間で読み終える本がお勧めです。
読み終えた直後から読書感想文を書き始められるので、読んだ感想、感動を保ったまま、感想文に取り掛かれるので、早く書き上げることができます。
読書感想文には、比較的に短編の本の方が適しているのです。
間違えても「上下巻」とか「上中下巻」とかシリーズ化されている本を選択しないように注意してください。
読みふけってしまい、読み終えるのに時間が掛かりすぎたり、読むだけで満足して感想文を書くことが億劫になってしまいかねません。
そのような本は通常の読書で楽しんで下さい。
また推理小説のような本は、感想よりも謎解きに夢中になってしまう場合があるので、あまりお勧めできません。
読書感想文に適した本をまとめると
読書感想文を書くのに適している本は。
とにかく簡単に読める本。
一つ下の学年や学齢の推薦図書などがお薦めです。
視覚的に読みやすい本。
文字の大きさや文字数、行間、挿絵など、パッと見て読みやすいと感じる本がお薦めです。
あまり長くなく、数時間で読み終わる本。
途中で読み飽きたり、読み終わるのに数日かかる本はお勧めできません。
あまり長くない本が読書感想文の本にはお薦めです。
無理に難しい本を選ぶ必要はありません。
読んだ本よりも感想文の中身が評価されるということを理解してください。
こういうことを参考に、早々に読書感想文が書き終えるように本を選んでくださいね。
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