紙粘土でアイディア貯金箱をつくろう
一つ前の記事でも挙げたように、低学年生の夏休みの自由課題の工作の定番といったら貯金箱ではないでしょうか。
色んなアイディアでつくる貯金箱は、子供らの発想力や想像力を高めてくれます。
それでは、僕と子供らでつくった貯金箱を紹介してみたいと思います。夏休みに子供と一緒につくるアイディア貯金箱のヒントにしてもらえれば幸いです。
貯金箱を作るときに役に立つ材料といえば、
牛乳パック
ペットボトル
空き缶・空きボトル
お菓子のケース
こういった材料でしょうか。
アイディア貯金箱はリサイクルを基本に、ゴミに捨てるようなものを利用してつくるといいかもしれません。材料費もかからないですしね。
ですが、今回は材料を購入して貯金箱をつくってみましょう。
1.丸い形の貯金箱
貯金箱の形って正方体だったり直方体だったり円柱形だったりが多いですよね。
まん丸の貯金箱ってあまり見ないです。
今回は丸型の貯金箱をつくってみたいと思います。
名づけて「たこちゃん貯金箱」です。
もちろん僕の子供がネーミングしました。
名前のとおり「たこ」ですから、頭部(本当は頭部ではないのですが)が丸いわけですね。
通常粘土で丸い形をつくるときって、こんな感じでつくりますが、これが意外と難しいのです。
僕は以前、陶芸でこの貯金箱と同じような丸い壺をつくろうとしましたが、中が空洞のものを粘土でこしらえるのは、なかなかつくれないものなのです。
2.用意するもの
(1)紙粘土
100均で購入しました。
最近は軽い紙粘土が売っているんですね。
(2)ゴム風船
これも100均で購入しました。
一個あれば十分です。
(3)絵の具など
これは自宅にあったもの。
でも、もともとは100均で購入したものですね。
3.この貯金箱の作り方
中が空洞の丸い形を粘土でつくるのは、普通につくろうとすると難しいのですが、ゴム風船を使っちゃえば簡単に丸い形をつくることができちゃいます。
(1)ゴム風船を好みの大きさに膨らませる。
どれくらい貯金するのか考えて大きさを決めましょう。
大きすぎると、紙粘土が足りなくなってしまうので注意してください。
(2)膨らませたゴム風船を紙粘土で包み込む。
ほら、簡単に真ん丸い形ができちゃいましたね。軽い紙粘土だと粘土のしわを消しにくいので、普通の紙粘土の方がいいかも知れません。
(3)硬貨を入れる穴をつくる。
背中側に硬貨を入れる穴を空けます。下の方には硬貨の出し入れ口を作ります。出し入れ口はアルミ缶のキャップくらいの大きさが丁度いいかと思います。
(4)足や手を付ける。
たこちゃんなので、8本の足を付けます。
やっぱり鉢巻も必須ですかね。粘土が余ったので、蝶ネクタイもつけてみました。
(5)乾燥させる。
乾燥中です。何だか頭を抱えて悩んでいるように見えますね。乾燥は2日ほどかけましたが、しっかり乾燥させて下さいね。
(6)ゴム風船を割る。
しっかり乾燥したら中のゴム風船を割っちゃいます。
硬貨を入れる穴か硬貨の取り出し口からから針で突っついてゴム風船を割り、割れたゴム風船を取り出します。
(7)色をつける。
白い絵の具がなかったので、目とか鉢巻を黄色で塗っちゃいました。ほら、赤く色をつけると、しっかりたこちゃんに見えるでしょ。
4.丸い形の貯金箱の完成
「たこちゃん貯金箱」完成です。
ラッカーを吹き付けたので、表面にツヤが出て意外とキレイに仕上がったように見えますよ。
こんなふうにゴム風船をつかうと、簡単に丸い形の貯金箱がつくれちゃうのです。
たこちゃんだけじゃなく、フグちゃんとか、ダルマちゃんとか、二つ重ねて雪だるまとか、丸い形のキャラクターでバリエーションが幾つも出来ちゃいますね。
まとめ
この貯金箱は、子供が「たこちゃんの形の貯金箱をつくりたいけど、粘土でまん丸がつくれない」と僕に相談してきたところから、一緒につくり始めました。
最初は面倒くさく思っていましたが、子供と一緒に粘土をこねるのもなかなか楽しいものですよ。
最後は僕の方が熱中してましたね。
是非夏休みの自由課題の工作でのアイディア貯金箱のヒントにして、子供たちとの楽しい時間をお過ごし下さい。
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